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としふるの備忘録

 

第10回(最終回)アイアンマンジャパンレース報告(08.6.27)

 

 こんにちは。としふること古畑俊男です。

アイアンマンジャパン出場の選手の皆さんお疲れ様でした。結果に満足した選手もそうではない選手も今週は身体を適度に動かしつつ、徐々に休めていってください。

5年ぶりの私のジャパン。今回は最初からハワイ行く予定無いし、天気悪いし、今ひとつ盛り上がっていませんでした。しかし現場に入ると、気合の入った面々を見るとだんだん「この野郎」って感じになってきました。トラの楽しみ方は選手それぞれですが、自分はやはり人に負けたくない。 

それ以上に自分に負けたくない。特に日本で開催される「アイアンマン」。この重みを感じずにはいられませんでした。

今回は、ハワイ獲ったときの7割程の練習量。福江入る2週間前まで行くかどうか悩みました。行って負けたくないし、仕事忙しくて気持ちがネガティブになっているし、本当に悩んだけど大枚払っているしね。行って現時点のベストを出す。それしか選択肢は無かった。

 

そんな訳で、レース報告です。本当はベストレースじゃなきゃ書きたくない。でも次に繋げるために記録をつけておくことは必要なことです。でもこの文章は自分の備忘録。

まずスイム。水温22度(位)。波程々。ほぼ絶好のコンディション。最初はバトル少々。2周目の上陸に思いのほか手間取る。6年前はスタッフがいっぱいいて、あれやこれやという間に入水してたような気がしたので、呑気に構えていましたがここで難儀をする。その後、スイムゴールで用意していただいたイスに腰掛けて、義足を履こうと思った瞬間、そのイスが劣化していたのか背もたれや脚がバラバラになって砂の中へ後頭部から突っ込む。

困ったのは、義足も断端に履かせるシリコンライナーも砂だらけ。そのまま履いたら擦れて傷だらけになってしまう。丁寧に砂を払って装着完了。結局スイムゴール1時間6分。アクシデント差し引きゃまあまあってとこか。

次バイク。乗った瞬間、今シーズン悩ませてくれている右腰部の痛みが出る。練習では殆ど気にならないまでに回復していたので大丈夫かと思ったが、スイム3.8キロが堪えたか。厳重にテーピングをしていたので、気を取り直してぺダリング。バイクライドは、心拍数管理でもなく、ケイデンスでもなく、右腰のご機嫌伺いに終始する。ジャパンのバイクコースってこんなに坂あったけ?なんて思いながら、インナーギアバシバシ入れまくり。結果5時間44分。

いよいよラン。今回はどんなに断端痛くても義足を脱いで調整することはしないと決めていた。そのロスタイムがあまりにも馬鹿馬鹿しい。バイク乗れなかったし、ランでは腰の影響が出ないことが分かっていた。しかもハワイ権利要らないからこれは思い切って行くしかないと思い、冒険に出ました。5キロラップを22〜3分台で行く。20キロ1時間31分!スペシャル受渡し(26キロ位?)までは爆走だったが、だんだん怪しくなる。でも止まって歩き出すことは絶対しないと心に決めて飛ばしていたので、活きの良い1周目の若い衆をペースに(キロ6分弱位だけどね)して何とか凌ぐ。ラスト7キロ。崎山のアップダウンで両股関節が痛くなり、登りは良いが下りはカニ歩きのように走る。

ランの途中、勢い良く自分を「頑張れ〜」と抜かしていく選手あり。ふざけるな!このべこのかあ!自分の何がどう頑張れ〜というんだ!と思わず毒づく。その選手一言。「すいませんでした。」とわびを入れてくる。真剣勝負の時に余計なこと言うな。ラン3時間38分。オーバーオールで10時間28分55秒。完走815人中108位でした。

今回の練習量でよくレースをまとめることが出来たと勝手に自画自賛です。もっとも天候に助けられましたが。

 

ところで、今回のレースで注目の2選手を紹介いたします。事前に了承取っていないので勘弁してね。

まず、我らが小金井トライアスロン連合のかんぱちさんこと湯山幸寛選手。

今シーズン、宮古島とジャパン立て続けにランパートでサブ4達成!!!

歳ばらしちゃいますが、50代で初めてここまで行くゆうのは、ただただ凄い!の一言に尽きます。練習ってウソつかないですよね。湯山さん!またそれがトライアスロンの魅力ですね。肩肘張らずに練習に取組む姿勢は大いに参考にさせていただいてます。わたしなんかガチガチで。参りました。

もう一人。私のバイク練習仲間。田中毅選手!なんと総合26位。9時間33分!40−44歳で年代2位!ここのカテゴリ凄いメンバー揃っている中でこの成績!

たぶん田中選手をみて人は、そんな強いトライアスロン選手だと思わないのではないでしょうか。いたってフツーのお父さんって感じです。(語弊あった?でもお兄さんじゃ厳しいだろ)

そして強い!バイク乗っててもパワフルじゃない。身のこなしに力みが無い。いつも私が思っている「力は入れるんじゃなくて動かすもの」というのを実践している選手です。もしかしたら天才か。 

ちなみに学生時代はスキー選手だったとのこと。参りました。また稽古つけてください。

 

そんな訳で、我らのアイアンマンジャパンは今年も通り過ぎて行きました。聞くところによると来年も福江で開催されるとのこと。ただただ地元の関係者、ボランティア、五島市民の方に感謝です。  

この大会を開くことがどれだけ大きなエネルギーが必要なことか。

そんなことをラスト武家屋敷から電光板へ至る道のりで考えていたら、思わずこみ上げてくるものがありました。また出場しようかどうか迷ったけれど、なんとか持ち堪えてこの場所まで運んでくれた自分の身体にご苦労様。

ゴールテープを切って思ったのは、月並みな言い方ですが、どんな状況でも出た以上はただベストを尽くすのみ。それだけでした。

また次への目標に向かって、お互い稽古に励みましょう。

それでは皆様。次はレース会場か、奥多摩の山中か、はたまた小金井市内の飲み屋か、どこぞでお会いした際は、トラ談義に花を咲かせましょう。

(了)

 

 


 

 

第9回アイアンマンジャパン直前編(08.6.15)

 

 こんにちは。としふること古畑俊男です。

本当にあっという間にジャパンまで一週間になってしまいました。先ほど湯山さんの車に乗せてもらい、オミノさんの店へバイクの宅配をお願いしてきたところです。お店には選手の皆さんが集っていて、いよいよという感じになってきました。

 

結局自分は、今回の練習量は、ハワイ獲った時の7割程の練習量でした。それでも自分にとっては、一生懸命やったと思うので、これで良しとしたいものです。でもレースになれば勝負!同年代の選手には負けたくないし、若い奴になめられるのも気に喰わない。且つランでは潰れたくない。レースは最後まで諦めない!なんかみんな「〜ない。」ばっかです。

これじゃ心身ともにガチガチになってしまい駄目ね。

 

今回は、本当の自分のための備忘録です。

まずスイム。行って帰って来いの2往復。いつもはバトルの真っ只中、一歩も引かずに泳いでいるが、今回は一番左サイドから3.8キロ全てイーブンペースで泳ぐ気持ちで行く。普通の潮流なら5分を切ることができる。(と思い込む。)

次バイク。二本楠まで50数キロ。ここまではフォーミングアップのつもりで行く。メインは一周56キロの二周回を乗り切ること。兎に角どばさない。バイクはそんなに乗っていないけど、ギリギリになって乗れてきたので自信を持つ。練習仲間の田中さんにもついて行けるようになったから大丈夫。心拍160拍以下、ケイデンス95回転維持。アベレージ33キロ弱。5時間40分切り目標。

最後ラン。かすみがうらからロクに走っていない。でもフルマラソンの30分遅れを信じ込んで3時間30分を切る。足が痛くなっても義足を脱がない。傷が出来ても走り切った方が傷が治りやすい。

ランは、廻るコマのイメージで走る。身体の後ろが痛くなったら前で、脚が痛くなったら腕で、四頭筋が痛くなったら二頭筋で、左右とか前後というバランスのみで考えない。身体の軸を出しながら走ること。

トランジット入れてトータル10時間20分切りが目標となりました。

気をつけることは、バイク時の補給をまめにやることと、ツバを吐かないこと。

ボランティア方に対して感謝の気持ちを忘れないこと。

レースは一日がかり。調子が良い時もあれば悪い時もある。かたさとゆるさ。力行と惰行。寄せては引く波の如し。

次回は結果報告デース。

 

 


 

 

第8回スイム編2<水泳のおはなし>(08.5.29)

 

 こんにちは。としふること古畑俊男です。

5月17日18日の両日は小金井トラの合宿でした。存分に鍛えさせていただきました。遅くなりましたがメンバーの皆様、有り難うございました。

性別や年齢によってタイムも様々ですが、それぞれの選手が精一杯取組んでいる姿をお互い見ることで、たとえ同じタイムで並走しなくても、伝わってくるものが十分あります。一人で稽古することが多いとしふるですが、とても刺激を受けました。

ところで、道志みちって優しそうな名前して、相当イジッコイ道ですね。

私は、雛鶴峠に折れる方しか走ったことがなくて、ダイレクトに山中湖行く道が、あんなにイヤラシイとは知りませんでした。あれじゃ身体鍛わっても、終った後にお酒飲めなくなってしまいました。本番のコースがああではなくて良かった。

どのようなコースか解らない方、小金井トライアスロン連合へお問合せください。私以外の精鋭メンバーがご案内します。

 

さて、本題。今回は水泳についてのおはなしです。私個人としては、トライアスロン3種目を取組む以上は、スイム、バイク、ラン全てにおいてスペシャリストになることが目標であるべきだと思っています。(思うだけは勝手ですから。)事実トライアスロンでオリンピックを目指す選手は、そのような気持ちで日々稽古に取組んでいます。

トライアスロンに対する取組みは選手それぞれでしょうが、各種目のスペシャリストまで行かなくても、3種目やる以上は、3種目の実力の平準化≒スプリット順位の平準化を目指すべきだと思います。それがトライアスロンを長く楽しむコツのような気がします。

 

総合タイムは何時間以内で完走!と目標にしますが、それが達成できたなら次は各種目それぞれが大体同じような順位になるようにトレーニングプランを組立てるべきです。

実際はガツンと得意種目で押して、ベストタイムと考えるのも一つですし楽しみ方だとも思います。しかしトップアスリートは、各スプリットタイムは一けた台で一定しているはずです。我々も一けた台ではなくても、苦手を無くして3種目全てが得意種目であるように、全部100番台とか何百番台とか、各種目の平準化を目指しつつご自身のベストパフォーマンスを達成してください。

そのような視点からのスイムトレーニングに関してです。

スイム出身ではない方が、トライアスロンを始めた場合、どうしてもスイムで遅れてバイクランで挽回という図式の方が多いような気がします。

それで、トライアスロンスイムの強化方法ですが、イメージとしてはスイマーになるべきです。皆さん水泳大会出たことありますか?私は、何出身ってものはありませんが、足を切断してからスイムを習いました。トライアスロンのスイムには直接関係ありませんが、飛び込み、クイックターン、4泳法を覚えるとグッと水泳に親しみが沸くはずです。自分もカナヅチの時代は、クイックターンやバタフライやっている人を見るとカッチョエーと思いましたが、実際に覚えてやってみるとなんか普通です。

技術としては、トライアスロンスイムに関係ないかもしれませんが、スイムトレーニングに幅ができることは確実です。トレーニングメニウは無限大に拡がっていきます。 

本当はコーチについて泳ぐのが早道ですが、自己流でもトレーニング仲間同士でもまずは実践してみてください。

 今度お仲間を誘って水泳大会に出場してみてください。参加費も安いですよ。

 皆さんお好きなロングディスタンスはせいぜい400m自由形までが一般的でしょうが、ガツンと泳ぐと結構身体に良い刺激になりますよ。

3キロとか3.9キロとか泳ぐ我々にも、トップスピードは必要です。

メインのトラ大会が終ったら、ご検討ください。一緒に泳ぎに行きましょう!

(続く)

 

 


 

 

第7回バイク編2<バイク及びバイクグッツについて>(08.5.13)

 

 こんにちは。としふること古畑俊男です。

5月10日、11日は雨。気温も低かったのでバイクもランも雨中は厳しかった。

休めという事でした。

さて、アイアンマンジャパンまであと6週間切りました。もう6週しかないのか、まだ6週もあるのかは、選手それぞれのありようでしょう。わたしは相当テンパっています。

いろいろあって、バイク乗り始めが遅かったんです。それで、最近ガッツリ乗り始めたら、数年来怪しかった義足側右腰が参っています。

そんな訳で気温15度で腰痛なんで、土日はバイクライド休むことが出来ました。

どちらか一方クリアだったら乗ってました。腰が痛くて良かった。

 

さて、本題です。

バイクとそのグッツについて。

以前は、バイクいじりが相当好きでいろいろ自分でくっつけていましたが、今は面倒くさくなり信頼するショップにお任せです。でもバイクは性能が成績に反映されるので、新しいものは気になるところです。

 フレーム

価格もデザインもピンきりです。

財布と相談して気に入ったデザインのものを買うべきと思います。

よっぽどの人でない限り、フレーム及びホイールサイズに自由度があるならば、大きく括ってこの2要素で決めること以外何もありません。

インプレッション出ていますが、身体の慣れとフレームのこなれで、乗り味は必ず変わります。わからなければ、専門ショップや詳しい人に相談です。

 2要素しかない言いましたが耐久性も必要です。トレンドを追うのも必要ですが、キワモノは避けましょう。

 タイヤ

長年レースしている人は、チューブラータイヤ(リムに糊止め)を使っている人が多いようですが、徐々にクリンチャータイプ(ワイヤー内蔵のタイヤでリム止め、中にチューブが入る)に移行しているようです。ショップも初心者にはクリンチャーを勧めているようです。パンクのリスクを考えればクリンチャーでしょうか。私は使っていませんが。聞くところによるとクリンチャーの軽量化及び乗り味は目ざましいとのこと。

 ハンドル

 トライアスロン発祥から様々なハンドル、アタッチメントバーが世に出て、本家の自転車競技(トラックやタイムトライアル)にも影響を与えました。

 紆余曲折あって、ドロップバーとアタッチメントバーの組合せが一番無難なようです。

 普段乗りでもこれに勝るものはありません。

 ただ、平坦なショートタイプのコースや、アイアンマンのコース等は、エアロハンドルが効果絶大です。初心者でもこんなもんかと思うことができる人ならば、最初からエアロハンドルもありか?どのみち様々な種類を試すべきです。

 サドル

 昔よく、ロールス尻(サンマルコロールス愛用者)、ミトス尻(セライタリーミトス愛用者)なんて言われて、予備をストックしている選手もいました。

 今は、どうなんでしょうか。私もミトスしばらく使っていました。

 サドルも乗込むと乗り味が変わりますし、同じ製品でもロットが違うと物にバラツキがでます。人気商品で乗り込んで、自分の尻に合わせるのが一番でしょう。

 

 大きなものはこの位でしょうか。コンポは、シマノだと105以上は信頼性に全く問題なしでしょう。ギア比は、つるしでついているものならば、それで問題なし。

 脚力がついてくれば、コースによって替えるべきです。宮古と佐渡両方出る人は替えた方が良いと思います。小木の坂越え対策です。あそこで頑張るとラン走れなくなります。

 その他ボトルは、フレームに2箇所つくならば当然つけるとして、ロングならばサドルの後ろにもつけたいところです。最初は取るのに慣れが必要かもしれません。

 個人的には、ハンドル周りにつけるボトルや補給食入れは、ハンドリングに影響するのでつけません。これも好みですか。

 最後にロングは、グローブは必須です。最近流行のエアロヘルメットは、絶大なエアロ効果あると思います。トラック競技で使って実感しました。ただ、ずっとDHポジションが取ることができる人以外は勧めません。

 補給時に頭を動かすとエアロ効果が高い故に、後頭部がすぐ風に持っていかれ、返って空気抵抗になるし疲れてしまいます。

 

 バイクは、人それぞれ好みもありますから一概に何が良いとは言い切れませんが、やはり長時間身体と接している物なので、いろいろ試して自分にあったパーツやポジションを見つけることが必要だと思います。人馬一体で愛車を是非可愛がってください。

 レースで思わぬパワーが出るかもしれません!?。

(続く)

 

 


 

 

第6回ランニング編2<かすみがうらマラソン完走記>(08.5.6)

 

 こんにちは。としふること古畑俊男です。

きょうあたりでGW最終日の方がほとんどですか。ばっちり稽古はできましたでしょうか。私はというと、4日に潮干狩に出かけて、思わず夢中になり腰を曲げて立ちっぱなしだったので、腰が痛くて仕方ありません。(歳かな?これ禁句!)

体制立て直して、週末稽古です。でも身体と相談しましょう。

 

きょうは、先月20日に走ったかすみがうらマラソンの完走記です。

タイムは、前々回報告したとおり2時間59分59秒!

このタイムは、私のベストでは無いけれどすごく良かった。なんたって3時間切ると切らないでは、同じように頑張ったってやっぱ違います。ラスト頑張った甲斐がありました。

私は、アイアンマンディスタンスをやる時は、少し前にフルマラソン走っておきます。

42キロ走は私にとっていつも恐怖です。いつ義足が調子悪くなるか、いつ傷が出来やしないかといつも怯えています。さっくりと走ることができない距離なんです。

どうせ調子悪くなるので、その勘どころをつかんでおこうということです。

また私の場合、マラソンベストタイムの30分遅れがランスプリットに大体一致しますので、現在のランニング能力を知るためでもあります。

 

かすみがうらマラソン大会についてですが、申込みをしてからゼッケンや計測チップが自宅に送られてくるので、その用意をして行けば、着いたら受付を通らなくても走ることができる大会です。

最近このようなスタイルが増えているんですか?東京マラソンもそうなんですよね。

そんな訳で、余裕かまして10時スタートで、会場が土浦駅から歩いて5分ということなんで、9時ちょうどに着く電車に乗れば、余裕だな思いました。

ところが、駅から会場まで人人人。会場の公園内に入ると正に牛歩で、全然前に進みません。5キロ、10マイル、フルで、参加者2万人だって!混む訳だ。

今回は、財布を持って来てしまったので、荷物を預けることにしました。 

マラソン大会には貴重品を持って行かないで、少々の現金だけ持って荷物はそこらへんの芝生に転がしておくのが私の常でしたので。

それで、トイレも長蛇の列で結局出来ず、先頭列に並ぶために20分前にはスタート地点に立っていました。

初めて出る大会は、時間に余裕を持って行動しないと駄目ですね。それとも勝負に行かず、タイムトライアルのために来た為に気合が入っていないのか?反省。

そして、スタート!前半多少アップダウンはあるものの、全体的に平坦で走りやすいコースです。今回は、今までの練習量から2時間55分内に走ることを目標に、4分10秒を少し切る位のペースで行きました。そして、もし30キロ過ぎに余力があればラストスパートをかけてみようと思って走りました。

1キロ毎の距離表示があるので、設定ペースで走り易かったですが、やはりトイレに行きたくなり、10キロでトイレタイム45秒ロス、気を取り直してロス分を追わず同ペースで行きましたが、今度は18キロ位で、なんか義足がスカスカいうなと思ったら、膝に義足をかけているベルトがとれてしまうアクシデント。義足の平らな部分にガムテープを貼り付けてこんな時にために使おうと用意していましが、このガムテープも義足のソケットについた汗で、貼ることが出来なくなってしまいました。

それで、家の前で応援してくれていた皆さんに「ガムテープを貸してください。」とお願いをして取って来てもらい、義足とベルトをぐるぐる巻きにして急場をしのぎました。

お礼を言って、再スタート。ここで3分半のロスです。

スタート時から随分顔ぶれが変わってしまい、4分以上流れから遅れると同じペースの人が見つからなくなります。あせってついペースを上げたくなりましたが、4分切るペースは、前半ではちょっと冒険だったので、再度抑えて4分10を切るペースで行きました。そんなで中間点のタイムは、1時間33分!

ヤバイなと思いつつも、ジャパンの前につぶれるマラソンだけはしたくなかったので、とりあえず30キロまでは、我慢我慢。

30キロ2時間10分28秒!これサブスリー無理。でも身体軽い。

やっと解禁!キロ4分切ってロングラストスパート!

周りのランナーが、全て止まって見える。

ラスト。自分の時計では59分前半だけど、ネットタイムはどうなんだろう?

ゴール手前、電光板見ると55秒?

ラスト30mは、超ビルドアップが出来て、良い練習になりました

結果、59秒!9733人中240位とのことです。

 

今回は、突っ込みで行かなかったけれど、絶対的に42キロ走るって凄いことですね。

次回かすみがうらに出場する時は、マラソン選手として出場します。

それでタイムはどうであれ、走り倒してしまうと義足と当たって出来た傷の治りが、その後早いんです。不思議。

この場をお借りしても見ていただくことはたぶん無いと思いますが、ガムテープを貸してくださったご家族の方々には、この場を借りて御礼申し上げます。

おかげさまで、3時間切ることが出来ました。

(続く)

 

 


 

 

第5回スイム編<スイムトレーニングの基本>(08.4.29)

 

 こんにちは。としふること古畑俊男です。

宮古島参加された選手の皆さん。疲れは取れましたか〜。いよいよGW突入です。

もう今週あたりからズーッとお休みなんて人いるのかな?

羨ましいけど、そんなに休んだら私もう社会復帰出来なくなってしまいます。

そんな訳で、いっぱい休むことが出来る選手もそうでない選手も、今週末あたりから本格的にトラの稽古ですよ。稽古!

 

今週のテーマはスイムについてです。

皆さん、プールは週何回行けてます?

私は、直近の前4週間7回で20キロです。平均週2日行けていません。

ちょっと少ないですね。理想としては、週4回行きたいところです。

まあ、週2回でも4回でもプール行ったら何するか?

何するかって言ったって泳ぐに決まってます。

私にとっては、「泳ぐ」って行為が、とてもハードルが高い身体の動かしなんです。

あくまでも、私にとっての話ですが、イメージとして、バイクとランは何も考えずに身体を動かすことが出来るような気がするんですが、スイムだけは、フォームや力の入れどころなど、いちいち頭で考えないと身体が移動しない気がするんです。

そりゃ、ガッツリ泳いだ後のクールダウンのイージースイムは、なんも考えずに気持良く泳いでいますが、30分ジョグと30分泳だと、やっぱりスイムは頭使わないと身体が進みません。

 

それで、本題です。プールいったら何するか。私は、必ずけのびをやります。

皆さん、けのびって何のことかわかりますか?

プール入ると誰でも程度の差はあるけれど、一番最初に水中の底か壁を蹴って進みますよネ。あれです。なーんだ簡単じゃないかと思っていません?

けのびがちゃんとできると、すごく身体が進みます。

けのびは、蹴った時に手の先から足のつま先まで一直線になることです。

でもこれ難しいですよ。私の行っているプールでけのびできている人いません。

皆さん、首から頭が上がっている。首を両腕に入れて横から見て、身体が一直線になるイメージを作ってください。

私プール行くと最初にアップ400m泳ぎますが、クイックターンやらずに1回止まってけのびをやります。

水泳は、水の抵抗をいかに少なくして、身体を前へ進めるかに尽きます。

その基本中の基本が、けのびです。

しかし、トライアスロン選手で、けのびがしっかり出来ている人が少ない。

波のある海で方向を確認しながら泳がなければいけないから、ヘッドアップしなきゃいけないし、波に負けないようにパワーで押さなきゃいけないから、けのびなんて二の次と考える選手もいるかもしれません。

しかし水泳の基本は、繰り返しますが、いかに水の抵抗を減らして前へ進むかです。

パワーこそ二の次です。

私も含めて、トライアスロンスイムでは皆さん頭上げ過ぎなんです。

波とは戦わないでください。スイムはドラフティングOKですよ。

是非、ご自分と似たスピードの選手捕まえて、共同戦線張ってください。

あまりヘッドアップしないで、前の人の足先見ながら泳いでください。

でも一緒なってコース外れないようにご注意を。(経験有。)

 

ちょっと長くなりそうなので、最後にもう一つだけ。

スイムトレーニングは、インターバルとフォーミングが基本と考えます。

初級者ならともかく、ある程度泳ぐことが出来るようになった選手が、1500m1本やってもタイムアップにつながりません。

1500m1本を30分で泳ぐことが出来るとしたら、100mを2分で泳いでいるので、レストが10秒から15秒になるように、100m2分持ちで15本全て同じタイムになるように泳いでください。2分で帰ってきたらイケマセン。

どんなレヴェルの選手でもやるべきと思います。

で、余裕があればどのような力の入れ方、若しくはフォームで泳げば、タイムがどうなるか試行錯誤しながら取組むことをおすすめいたします。

さあ福江の荒海が貴方を待っています。(~o~)/

(続く)

 

 


 

 

第4回宮古島直後編<ロングレース後のリカバリー>(08.4.23)

 

 こんにちは。としふること古畑俊男です。

宮古島参加された選手の皆さん。結果はいかがでしたか?

天気良かったんですよね。

実は、私もこの日は、かすみがうらマラソンに参加していました。

結果はですね〜。なかなか出そうと思っていても出来ないタイム!

2時間59分59秒!公式タイムです。

この?末については、また別の機会に。

 

さて今回のテーマは、ロングレース後の身体のリカバリーについてです。

宮古レース後ちょうど48時間経って、体キツイ時じゃないッスか?

かくなる私もフルマラソン後は、筋肉痛と右足の切断面の擦れで、この2日間まさに這って仕事行っているような状態です。明日は少し良いかな?

レース後のリカバリー=疲労を早く抜いて、次のレースに向けて稽古ができる体の状態に戻すことですが、皆様。何しています?

早く寝る。栄養補給をする。マッサージをする。ストレッチする。サウナ入る。

サロンパス貼る。酒飲む。(>_<)全〜部正解です。(これ私の備忘録です。)

んで、それ以上にやるべきことは、身体を動かすことです。

ロングレース後、1,2日は、身体火照って心拍上がったままで、夜ぐっすり眠ることが出来ません。これは、まだ身体がレースの続きをやっているのだと、私は解釈しています。そして、そこらじゅう筋肉痛でバリバリです!

 

そんな時こそ身体を動かすことが必要だと私は思っています。

あくまでも身体をほぐして、疲労を徐々に抜き去ることが目的です。

スイム、バイク、ラン。我々は、この3種目を日々やっています。

幅広い身体の動かし方を、他のスポーツ選手より知っているはずです。

是非、ご自分が一番リラックスして身体を動かすことのできる種目を、その日その日で選んで行ってください。

バイクもランも1時間弱、朝走ってください。HRMつけてやれば、すぐ100拍超えてしまうと思いますので、その前後でお願いします。

あとこの季節は、昼間紫外線が強いので、ただでさえ、レースで散々身体焼かれているので昼間は厳禁です。

スイムは何も考えずに、プールに浸かるような気持ちで泳いでください。

いつもインターバルに追われて泳いでいる選手にとっては、正に束の間の仕合わせという感じでしょうか。

こんな身体の動かしを1週間に4、5日やります。

きっと次の日曜日は、体治まってきたかな〜。いう感じになってくると思います。

それで、次の1週間が大事です。今年は、5月2日の金曜日まで何もやらない。

やっても、30分位の運動を気が向いた時にやる。いつも食べたいと思っている物を食べる。そして太る。体脂肪上げる。これ、としふる流です。

GWに照準を合わせてください。宮古の疲れで、GWのまとまった休日の頑張りどころを体調不良で棒に振る人が少なからずいらっしゃいます。

そのために私は、この2週間がとても大事に思えます。しっかりと休むことが必要です。

この2週間で確実にリカバリーをして、ジャパンまでの7週間を日々刻んでいけば、きっと良い結果が得ることが出来るのではないかと考えます。

 

最後にこの方法は、私にとっては理想であり、毎シーズン実践したいと切望しているメニュウですが、ただこの過程には、日々仕事に追われ、家事をこなし、その他諸々があることを考慮していません。

しかし、我々アマチュア選手は、まっとうな生活を送るためには、これら諸々の役務というか雑務から逃れることが出来ません。

そこらへんご自分の体調と相談の上、さじ加減をお忘れなくお願いします。(~o~)/

(続く)

 

 


 

 

第3回宮古島直前編<宮古レースの運び方>(08.4.13)

 

 こんにちは。としふること古畑俊男です。この連載ラン、バイクと来ましたので、次はスイム編になるところですが、いよいよ宮古島大会まで1週間!

宮古島直前編に変更です。よろしくお付き合いをお願いします。

 

私が初めて宮古島に出場したのは確か1992年第8回大会のことだと思います。今でも宮古島は人気大会ですが、応募して3回目で出場通知が来たのを覚えています。

昔からそれ程人気が高かった大会だったんですね。いやその頃の方がもっと盛り上がっていたような記憶があります。

まだ、航空会社がJTAなんて親会社と名前やロゴまで似ているような味気ない名前じゃなくて、南西航空(SWAL)って名前でした。なんとも南国への旅立ちをそそる名前じゃありませんか!

 

本題入りまーす。まずスイムです。

そう書いただけで、まだ明けきらない朝の夜露に濡れた東急リゾートの芝の感触が思い出されます。心拍数上がります。

スイムコースは、昔から三角形1周は変わらねど、今まで随分とスタートゴール地点や三角の形状に変更がありました。それといつも同じ季節にやっていても毎回違う印象を受けます。事実宮古のスイムは遭難が何回かあります。

選手の皆さん!宮古スイムは心して泳ぎましょう。私は、宮古へ来たーという感慨とは裏腹に、宮古のスイムは良い印象がありません。

その主な原因は独特の潮流にあります。宮古を経験されている方はご存知の通り、海面を見ている限りでは幾分穏やかに見えますが、泳ぎだすとそのイメージが随分違います。 

あの海域は来間島との海峡です。だから潮の流れが速く、しかも海原の起伏が激しく、海の中に川があるようなものです。

エメラルドグリーンの海底を見ながら泳いでいたかと思えば、その瞬間立てそうなくらいのリーフが現れたりします。

そんな環境なので、お魚いっぱい集まってきて、お楽しみで泳ぐならば文句無く素晴らしい眺めです。(~o~)/

スイム。心して行ってください!

 

次、バイク。パックと呼べば体裁良いですが、あのバイクコースで1500人もバイク乗れば、当然団子状態になります。ドラフティングいつも酷いです。宮古のドラフティングゾーンは7m?(すいません。調べればわかるんですが。)バイクの写真見ても皆7m間隔で集団なんかなっていないです。

でもつとめて、ドラフティングは回避しましょう。ルール遵守は、当たり前のことなんですが、私がここで言いたいのは、むやみにパック入りをする必要がないというコトです。

パック入ると確かに楽です。正直大したペダル回さなくても進みます。

でも、マイペースとは裏腹に、つい周りと比べて頑張っちゃっていませんか? 是非、心拍数とケイデンスを管理して自分のペース守り切りましょう。

パックに入ってしまい、そこから遅れそうになったら、パックを先に行かせてください。またその次のパック来たらまた行かせてください。そのパックの中に、ご自分と似たような実力の顔見知りの選手がいるかも知れません。

しかし必ず貴方は、その選手にバイクの2周目後半か、ランの前半で追いつくはずです。

経験ありませんか?良い勢いでパックに抜かれて、その中に見覚えのある派手なウエア着ている選手がバイクの後半こぼれて落ちて来ることを。

兎に角、バイクは自分のペースを守ってください。唯我独尊!自分のペースを信じてください。

一人で行っても風なんて怖くありません。私が、百数十回トライアスロン出た経験上、パックにいるより自分のペース守った方が結果が良いです。

パックにいると自分では気がつかないうちに、相手の選手にペースを合わせたり、気遣いをして、知らぬ間に疲労していることが多いような気がします。間違っても義侠心を出して、パックの先頭に出ることだけは止めてください。トライアスロンは、自転車レースではありません!(>_<)

 

いよいよ3種目目。ランです。書いててドキドキしてきました。

宮古ランは、スタートとラスト良いですよね。たくさん人いて。みんな応援してくれて。

着いた夜に一杯飲ったお店の横通ったりして♪。

そんなこと考えているのも束の間、長い道のりの始まりです。

宮古ランの攻略法は、ただ頑張って走り切るだけです!

それでは、話になりませんので、いくつか挙げます。

宮古ランコースは行って帰って来いのコースです。

このタイプは、はじめチョロチョロ中パッパがよろしいかと。

後半折返しからの「帰る」心理が、疲労が激しいと「あと半分だ!」が「未だ半分もある〜」に変化しやすいからです。

ですから、最初はゆっくり入って力を温存することをお勧めします。

スタートして間もないコース上は、応援が多くてつい力入っちゃいません?

抑えて抑えて。

また、行って帰って来いコースは、顔なじみとのすれ違いができます。

是非お互い声を掛け合ってください。

疲れていると声も出ないことがありますが、声を掛け合うということは、相手を励ますと同時に、自分を叱咤激励するものです。でも、ハイタッチをする時は、軽めにお願いします。空港過ぎれば、もうすぐ平良市街。頑張りどころです!!!。

 

つい長々と書いてしまいましたが、最後にもう一点だけ。宮古までの一週間の過ごし方。

レース前のよもやま話は、いずれ次の機会にゆっくりしたいと思いますが、今回は簡単に一言だけ。

特別なことはしないでください。

新しいサドルやハンドルをつける。履いて間もないシューズを使う。止めてくださいね。

それでは、また来週。吉報をお待ちしております。(~o~)/

(続く)

 

 


 

 

第2回バイク編<ガシガシ踏む>(08.4.6)

 

 こんにちは。としふること古畑俊男です。皆さん宮古島に向けて、ガッツリ稽古されていますか。宮古出ない人も稽古には一番良い季節を迎えていますので、是非早寝早起きして目標に向かって朝稽古をいたしましょう!

さて今回のテーマは、バイクのこぎ方です。タイトルは「ガシガシ踏む。」バイクをパワーで押し切って乗り倒すには、このような概念が必要なことが、昨年トライアスロンを一年お休みして、自転車競技に打ち込んで感じたことでした。

 

実は私、右足がひざ下18センチのところからありませんので、お風呂入るときと寝る時以外は、義足をつけて生活しています。

今年北京で開催される(予定の)身体障害者のオリンピックであるパラリンピックの選手候補者として、昨年障害者自転車競技のナショナルチーム入りをして、自転車競技に専念していました。(残念ながらパラリンピック出場はできませんでした。)

ナショナルチームは、トラック競技及びロード競技両方出場することが求められましたので、競輪界の重鎮である班目英雄監督の指導のもと、45歳にして初めてトラック競技いわゆるピストを体験することとなりました。

ご存知の通り、ピストは後輪のギアがフリーになっていませんので、踏み込んで加速したならば、どこまでも踏み続けて乗らなければなりません。だからもちろん急に止まれないし、もし落車したら甚大な身体損傷の可能性が高い競技です。

しかし、たった250mしかないトラックは、(トラック競技の国際規格です。日本の競輪のトラックは333mが多い)カント(勾配)がきつく、カントを利用した(コーナーの出口の前でちょっとバンクの上方に上がり、バイクを下方に下げてスピードを利用して一気に加速する!)スピード感は、ロードバイクライドには無い魅力を感じました。

このような競技に必要なスキルは、とにかく気持ちをしっかりもってガシガシ踏むのみ!乱暴な言い方ですが、かかとさえ下げなければ、ぺダリングの概念、よく言われる何時の方向から力を入れるとか、泥を拭うように回すとか全く関係ない世界です。とにかく踏む。結果は必ず出る!しっかり踏む!まさに男の世界です。(ウーン!マンダム!)外したかな?(>_<)

 

そんな訳で、ここまで読んでくださった方ならもうお気づきの通り、ロングディスタンス系のバイクライドではこのようなこぎ方は一般的ではありません。やってはいけません。 

出来るだけ効率の良いぺダリングを心がけて、ランにつなげることが絶対必要です。

以前に私が、ハワイアイアンマンに出場して感じたことは、白人の足の(特にひざ下が)長―い選手はこぎ方がパワフルです。自分なんかよりたぶん年上の女性にも抜かれる始末です。たぶんドイツやオーストラリア、ニュージーランドあたりの選手だと思いますが、バイクが速い!で、クルクルなんか回していない。皆ガシガシ踏んでいます。

それで、ランは遅いです。私ハワイ3回出て、そのうち2回は3時間35、6分で走りましたが、自分が抜くばかりで抜かれたのは2,3、人しかいませんでした。

 

我々日本人はこの戦法が有利と考えます。

でも、これがトップ選手だとまるで違う。(当たり前ですが。)

宮古でも活躍している、韓国の選手なんか見たところたぶん90回転くらいでガシガシ踏んでいますね。(欧米人じゃないけどスゲー踏み方している。)あと、ドイツのノーマンスタドラー。それで、2時間50分位でその後走ってしまう。

生で見ると本当に速い!カッコイイ!自分なんかそんな回転数で踏んだらすぐ足パンパンになる。私は、ランに足残しておきたいから、やっぱり100回転前後になってしまいます。 

でもこれロングのセオリーです。是非ケイデンス(回転数)のわかるサイクルコンピュータでケイデンスを管理したバイクライドを心がけてください。

IMジャパンのバイクが6時間前後で帰って来る人は、ケイデンス100回転前後必須です。で、もっと早い人は、ガシガシ系に移行のチャレンジをすべきですし、6〜7時間かかる人は、練習はガンガンやっても本番はサイクリング感覚で乗った方が、後の結果が良いと思います。なんてたって180キロも乗るんですよ!180キロ!

そのような訳で、今のわたしにゃジャパンでガシガシ踏みはお呼びではないけれど。

ガシガシ踏みに憧れる気持ちをお察し頂ければ有り難いと存じます。

(次回に続く)

 

 

 


 

 

1回ランニング編<走りさまざま>(08.3.30)

 

 こんにちは。としふること古畑俊男です。この度、私が日々行っているトレーニングの内容や、心掛けていることを中心に、自分の備忘録を兼ねて書き綴っていきたいと思います。内容について皆さんのトレーニングメニュウの参考になれば幸いです。どうぞよろしくお願いします。

 

 で、あらためて自己紹介です。46歳男、トライアスロン歴1988年山形県温海町(今は鶴岡市)トライアスロンデビュー以降21シーズン目です。ホントは22シーズン目なんですが、昨シーズンは1回も出場していません。これ理由ありまして次回かその次?今後お話しいたします。これからこのコーナー(?)何回か連載していくつもりですので、その都度プロフィール的なやつを断片的に話したい(白状!?)と思います。

 

 ところで、皆さんもうすぐ宮古島大会ですね。稽古してます?そんでもって引き続きアイアンマンジャパンまで出てしまう猛者が、我ら小金井トライアスロン連合には複数いらっしゃることに戦慄を禁じえません。(;)!!

そんな選手皆さんの練習の中心はやはりバイクですか。ランいくら速くてもバイク乗り切らなきゃラン走ることできないですからね。

 そのような訳できょうのテーマは、3種目目のランの練習バリエーションです。(競技順の反対から攻めますがすいません。)

皆さんのピーク時の月間走行距離は100キロ?それとも200キロ?えーもっとぉー?(;O;)

それぞれ目標とするレースやタイム設定によって、練習距離も人それぞれでしょうが、どのようなレヴェルの選手であれ、いろいろな走り方を組み合わせて走る必要がアリマス。ただ距離踏むだけではイケマセンよ。

 

で、私の先週のランニング日誌初公開!

月曜日夜東八道路沿い8キロコース36分。

火曜日朝天文台通り〜調布飛行場〜アジスタ周回17キロコース1時間17 分。

水曜日夜1時間25分走(行き先は気ままに三鷹方面。距離換算キロ5分で17キロ)。木曜の朝、火曜日朝と同じコースを走ろうと思ったが、全く走れず10キロコースに変1時間3分。昼は30分走。昼も疲れていてキロ6分以上かかっている。

金曜日昼5キロコース気持ち良く走って25分ちょうど。

土曜日朝2時間30分走(行き先気ままに新座方面。ラスト桜堤あたりから家まで車に気をつけて全力!)トータルキロ5分換算で30キロ。

一週間走行距離92キロ。ほかの種目は、日曜日バイク小沢峠120キロ、水曜朝1時間ローラー、火と金スイム3キロずつ。

 

どーだ!凄げー練習ダローと言っているのではありません。走りの内容は、結構幕の内弁当してて良いでしょ。(^^)

中を見てみると、いろんな走りしています。月火は、長短の距離走。水はイージー時間走。そんで木曜日は、疲れ出てしまっての耐久走になってしまいましたご愛嬌。(ほんとは距離走の予定)。

金はイージー。土曜日のLSDとラストはビルドアップ。

こんな感じで、週間50キロの時でも100キロでも長短強弱つけて走っています。

これ走り方は予定立てていません。その時の体調によって距離走になったり時間走なったりで、最終的に週間目標の距離をこなすようにしています。(だから土日雨だと目標消化がツライ!夏場は雨降り気持ちE−!(byRCサクセッション)あまり近所で走るとまたあのオッサン雨に中走っていると云われ恥ずかしい。(o)

でもそんなことに負けずに、是非バイクの距離計使ってご自分の○○キロコースを作ってください。

そんで余裕があれば、ビルドアップ電柱何本とか、後ろから車が来たら前方の標識や横断歩道をゴールに見立てて勝負!とかいろいろ楽しんで走ってください。

その他私は、暗いとき走ることが多いのであまりやりませんが、野川公園、玉川上水、浅間山等々、ダート走(クロカン)は、足に優しく負荷をかけることができますので、練習メニュウにオススメです。(でも転ばないように気をつけてください。)

そのような訳で、本番宮古島のランコースは比較的平坦かもしれませんが、気持ちの中では山があったり、谷が来てみたりしますよね。

その準備ために、練習では山登って谷下るようなメリハリのあるラントレーニングをしたいものです。検討を祈ります!(^o^)

(続く)